
夢の途中
来生にとって最高のセールスを記録したオリジナルアルバムで、オリコンではLPが第2位、CTは第1位、1982年の年間売り上げでは第11位にランクインした。
1976年の歌手デビュー以来、年に1枚のペースでオリジナルアルバムを発表して来たが、本アルバムは前作『Sparkle』からわずか5ヵ月後にリリースされている。第10弾オリジナルシングル「Goodbye Day」(5月21日リリース)のスマッシュヒットに続き、第11弾オリジナルシングル「夢の途中」(11月10日リリース)とその競作曲である薬師丸ひろ子の「セーラー服と機関銃」(11月21日リリース)が大ヒットを記録し、その上り調子に合わせて作られたものと思われる。
編曲者の“矢倉銀”は、来生のペンネームである。