![蒼い星](https://img2.kuwo.cn/star/albumcover/500/20/27/3444755915.jpg)
蒼い星
8月27日に移籍第一弾シングルとしてリリースするシングル「蒼い星」の全収録曲が発表されました。
2曲目の「summer day」は柴咲コウによる作詞。そして、3曲目には、「VOCALOID3」対応の女性歌声ライブラリ『VOCALOID3 Libraryギャラ子 NEO』で制作された曲「涙は宇宙に降る」が収録される。
この『VOCALOID3 Libraryギャラ子 NEO』は、柴咲コウの声をもとに開発された歌声ライブラリとしてヤマハ株式会社から8月上旬に発売される。そのソフトウェアを使用し、ボーカロイド楽曲の制作者として人気の「ぺぺろんP」が作詞作曲した「涙は宇宙に降る」が柴咲コウのオリジナル作品に収録されることになった。つまり、柴咲コウの声をもとに開発されたソフトで制作された曲が柴咲コウの作品に収録されることになり、これは音楽史上初のカップリングとなった。
そして、表題曲「蒼い星」のミュージックビデオが完成しました。
この最新ミュージックビデオは、今年2月に行われた第64回ベルリン国際映画祭で初監督作品が国際映画批評家連盟賞を受賞した坂本あゆみ監督が制作。なお、ベルリン国際映画祭において、初監督作品が国際映画批評家連盟賞を受賞することは史上初となり、女性監督としても快挙を成し遂げた今注目の映像作家です。
柴咲コウと同世代の女性監督が描く世界は、大地に根を張る木が毎夜遠い空に輝く星を見上げ、手の届かない儚さや憧れ、それを見守る愛情の強さを表現した映像になっている。昼間のシーンの背景は、オイルアートと照明で彩られた幻想的な風景を投影。日が暮れて夜が訪れるシーンは、明るいオイルアートに黒色を混ぜ真っ黒にする一度きりの緊張感ある撮影でした。
全貌は、シングル「蒼い星」【初回限定盤】のDVDに撮影メイキングとともに収録されます。
「蒼い星」ミュージックビデオショートver.
https://www.youtube.com/watch?v=8-303YL2iLw&feature=youtu.be
【見どころ】
すべてアナログで実写!CGに頼らない手作りにこだわったミュージックビデオ
監督のこだわりであり、今作のみどころは背景のオイルアートや映像エフェクト、美術(木)、電球・照明すべてCGを一切使用せずに実際に同時撮影されたものです。柴咲コウの表情や動き、その場の空気感を含めワンカットごとに丁寧に撮影しています。
オイルアートは4つのレイヤーで構成されており、4台のOHPが使用されています。背景1、背景2、切り絵、オイルアートをそれぞれ手動で曲に合わせて同時作業しています。柴咲さんのリップシンクシーンでも幻想的な色が加えられていますが、それもカメラのレンズ前でカラーフィルムを数枚重ね微妙な色合いと奥行きが表現されています。美術の木の風合いや枝振りにもこだわり、ビンテージの布がそれぞれの枝に巻きつけられ、柴咲さんの衣装との一体感や風での揺らめきまで詳細にまでこだわっています。照明もCG合成はなく、すべて実際に吊り下げられ微妙な角度や揺れなどが撮られています。
【ミュージックビデオストーリー】
楽曲を聴いて思い浮かんだのは“木”と“星”でした。地球の大地に根を下ろし、静かにひた向きに生きる大きくはないけれど優しく素朴で美しい木。夜になると会える遠い空の上で輝く蒼い星。木は星に憧れながらも近づくことはできず、そっと見つめている。星になれない木は寂しくもあるが卑屈にならずただただそっと見つめ続けている。星も木の思いを静かに感じ、地上に降りることはないけれど光り続けている。言葉は無くても距離が遠くても静かで確かな二人(木と星)の絆がるような思いを表現。